目次

パフォーマンスモニタでリアルタイムに監視

  1. MMC.exeを起動

    perfmon.msc を直接起動してもよいけれど、設定したカウンターなどを保存できないので注意。
    C:\Windows\System32\perfmon.msc もしくは、perfmon.exe

  2. [スナップインの追加と削除]→[パフォーマンス モニター]を[追加]する。

  3. [コンソール1]画面に戻り、[パフォーマンス]→[モニター ツール]→[パフォーマンス モニター]を開く。

  4. 中央画面を開き、[+]ボタンを押し、必要なカウンターを追加する。

パフォーマンスモニタでバックグランド監視

ロギングの準備

  1. MMC.exeを起動

  2. [スナップインの追加と削除]→[パフォーマンス モニター]を[追加]する

  3. [コンソール1]画面に戻り、[パフォーマンス]→[データ コレクター セット]→[ユーザー定義]
    →[新規作成]→[データ コレクター セット]を開く。

  4. f:id:HopStepLab:20200223003839p:plain

    • 名前:測定データコレクターセット(任意)
    • [手動で作成する]を選択

  5. f:id:HopStepLab:20200223003842p:plain

    • [データ ログを作成する]を選択し、[パフォーマンス カウンター]をチェックする

  6. f:id:HopStepLab:20200223003845p:plain

    • パフォーマンス カウンター:測定したいカウンターを追加する。
    • サンプルの間隔:15秒(標準で)

  7. f:id:HopStepLab:20200223003849p:plain

    • 標準のまま

  8. f:id:HopStepLab:20200223003853p:plain

    • [保存して閉じる]を選択。
    • [完了]をクリックし、終了する。

ロギングの開始

  1. 作成したデータコレクターセットを右クリックし、[プロパティ]→[停止条件]タブを開き、終了の条件を指定する。

  2. 作成したデータコレクターセットを右クリックし、[開始]すると、[>]アイコンがつく。

ロギングデータの参照

  1. コンソール画面で[パフォーマンス]→[モニター ツール]→[パフォーマンス モニター]
    グラフの画面で[プロパティ]→[ソース]画面で、上記で出力したファイル(.blg) を指定する。

  2. グラフの画面で、[+]クリックし、参照したいカウンターを選択する。

補足

出力ディレクト

ログファイルは、標準では以下のディレクトリに出力されます。
  C:\PerfLogs(ユーザ)(データコレクタセット名)(指定したフォーマット)(指定したログファイル名).blg
  例)C:\PerfLogs\Admin\測定データコレクターセット\PC102_20200222-000001\DataCollector01.blg

ログファイルのサイズ

出力されるログファイルのサイズについて、上記の手順でProcessのすべてのインスタンスの情報を1秒間隔で1時間取得した場合、約47MBのファイルになりました。
動いているプロセスの状態によっても変わると思いますが、ご参考まで。

Processorのカウンターについて

[Processor]はCPU負荷を測定する際によく使用するカウンターかと思います。
これのインスタンスに[_Total]がありますが、どのように合計されるのか確認してみました。

  1. Hyper-V上の仮想マシンですが、CPU Stress を使って負荷をかけた状態を測定してみました。
    f:id:HopStepLab:20200223003858p:plain

  2. 図の通り Threadを4つ用意して、#1から順番にActiveにした状態をパフォーマンスモニタで測定しました。
    f:id:HopStepLab:20200223003902p:plain
    [_Total]は4つのCPUの平均になっているようです。そらそうですよね。

記事内の環境について