Windows Server 2012 R2 サーバーに WSUSを構築してみた(1/3)

準備

以下のことをあらかじめ決めておくと、スムーズに作業が進むと思います。

  • WSUSのデータの格納先フォルダ。
  • 上流のWSUSサーバのIPアドレス、ポート番号。
  • 上流のWSUSサーバに HTTPで接続するか、HTTPSで接続するか。
  • Windows Server のインストールメディア

以下のものをダウンロードしておく(任意)

インストール

サーバーにWSUSのインストール

  1. サーバーにログオンする

  2. スタート画面から「サーバーマネージャー」を起動する。

  3. メニューバー「管理」→「役割と機能の追加」をクリックする。

  4. 「開始する前に」画面 f:id:HopStepLab:20190815121056p:plain

    • そのまま「次へ」クリックする。

  5. 「インストールの種類」画面 f:id:HopStepLab:20190815121100p:plain

    • [役割ベースまたは機能ベースのインストール]を選択し、「次へ」をクリックする。

  6. 「サーバーの選択」画面 f:id:HopStepLab:20190815121106p:plain

    • 対象となるサーバーを選択し、「次へ」をクリックする。

  7. 「サーバーの役割の選択」画面 f:id:HopStepLab:20190815121111p:plain

    • [Windows Server Update Services]をチェックする。
      f:id:HopStepLab:20190815121116p:plain

    • 自動的に小画面が開くので、そのまま「機能の追加」をクリックする。
      そして、元の画面で、「次へ」をクリックする。

  8. 「機能」画面 f:id:HopStepLab:20190815121119p:plain

    • そのまま「次へ」をクリックする。

  9. Windows Server Update Service」画面 f:id:HopStepLab:20190815121122p:plain

    • そのまま「次へ」をクリックする。

  10. 「役割サービスの選択」画面 f:id:HopStepLab:20190815121126p:plain

    • [WID Database] ON(初期値)←Windows Internal Database(WSUSに標準的に組み込まれるDatabaseです)
    • [WSUS Services] ON(初期値)
    • [データベース] OFF(初期値)
    • 「次へ」をクリックする。

  11. 「コンテンツの場所の選択」画面 f:id:HopStepLab:20190815121130p:plain

    • [次の場所に更新プログラムを保存します。] ON
    • パス:D:\WSUS\  ←あらかじめフォルダーを作っておく必要はありません。
    • 「次へ」をクリックする。

  12. 「Webサーバーの役割」画面 f:id:HopStepLab:20190815121134p:plain

    • そのまま「次へ」をクリックする。

  13. 「役割サービスの選択」画面 f:id:HopStepLab:20190815121144p:plain

    • そのまま「次へ」をクリックする。

  14. 「インストール オプションの確認」画面で、 f:id:HopStepLab:20190815121149p:plain

    • 内容を確認し、「インストール」をクリックする。

  15. 「インストールの進行状況」画面で、 f:id:HopStepLab:20190815121203p:plain

    • インストールが完了するまでしばらく待ちます(3分くらい)
    • 「~正常に完了しました。」になれば、「閉じる」をクリックする。

  16. 「サーバー マネージャー」のダッシュボード画面 f:id:HopStepLab:20190815121208p:plain

    • 警告マークが表示されるので、「インストール後のタスクを起動する」をクリックし、「~インストールが正常に完了しました。」になるのを待つ。

.NET Framework 3.5をインストールする

Windows Server をインストールしたときのメディアをセットする。

コマンドプロンプトを管理者モードで開、DISMコマンドで .NET3.5 を追加します。 パスは環境に合わせて修正して下さい。

実行後、「操作は正常に完了しました。」になることを確認する。

DISM.exe /Online /Enable-Feature /FeatureName:NetFx3 /All /Source:O:\sources\sxs /LimitAccess

補足

  • /Online  イメージの指定:実行中のオペレーティング システムをターゲットにします。
  • /Enable-Feature  パッケージ サービス コマンド:イメージ内の特定の機能を有効にします。
  • /FeatureName:<イメージ内の名前>  引数で指定された機能を有効にします。
  • /Source:<ソース>  機能を復元するために必要なファイルの場所を指定します。
  • /LimitAccess   DISM が WU/WSUS にアクセスできないようにします。
  • /All  指定する機能のすべての親機能を有効にします。

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Microsoft Report Viewer 再領布可能パッケージ 2008のインストール

※インストールしなくてもWSUSの基本機能は使えるが、「状態レポート」などの機能が使えない。

  1. インストーラーを実行する
    ReportViewer.exe

  2. 「セットアップへようこそ」画面 f:id:HopStepLab:20190815121225p:plain

    • 「次へ」をクリックする。

  3. 「ライセンス条項」画面 f:id:HopStepLab:20190815121231p:plain

  4. しばらく待つ
    f:id:HopStepLab:20190815121236p:plain

  5. 「セットアップ完了」画面 f:id:HopStepLab:20190815121242p:plain